円形脱毛症患者の苦悩その5

円形脱毛症患者と言えども友人はいるはずです。数少ない心をゆるせる友人の前では帽子を取ることもできましたが、だとしても、できればあまり患部を晒したくはないと言うのが、円形脱毛症患者の微妙な心理です。

例えば自宅に友人が遊びに来て、そのまま「今日はもう泊まってけよ!」と言いたい場面でも、なるべくなら帰って貰った方が落ち着いて寝られるというのが本音です。

異性関係の付き合いでも同様のことが言え、必然的に異性と交流する機会も減っていきます。そんな円形脱毛症患者でも、心は普通の人間です。

しかし、あまりにも病的で不気味ですらある己の見てくれを恥じるあまり、自分から他人と交流する機会を断ってしまうというコトはあるかも知れません。

昔、エレファントマンという映画がありましたが、その主人公のエレファントマンがずっと紙袋を顔に被っている気持ちがなんとなくわかるような気がしたものです。

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